治安の悪いエリアには立ち寄らない
外務省が発表している治安情報で、最新の治安状況が発表されています。犯罪の多いエリアやどういった犯罪が多いのか、常に以下のサイトでチェックしてみてください。とにかく人通りの少ない通りを歩かないこと。小さく古い家の並ぶ住宅街に入り込まないこと。日本人が多く訪れる場所だと、(当然すべてではありませんが)歴史的な背景からもスティールパンの練習所・パンヤード、食品などを販売している市場などは、比較的貧民地区にあることが多いです。
外務省・海外安全ホームページ
日が暮れたら絶対に歩かない
一見すると、ほんの少しの距離だから大丈夫だろうと思うようなところでも、日が暮れたらどこにどんな人が潜んでいるか分かりません。男女を問わず、後ろから人がついてきてバッグなどを取られた日本人が何人もいます。昼間よく通る道であっても夜になるとドラッグのディーラーや、それを買いに来る人たちや麻薬漬けの意識のないような人がウロウロしているエリアもあり、昼と夜の街の顔は全くことなります。電灯がついていて明るいから大丈夫というわけではありませ ん。夜に出歩かなくてもいいように飲み物やスナックなどを常備し、出かける場合はちょっとした距離でもタクシー会 社に電話をしてタクシーを利用してください。ゲストハウスに滞在の方は、少しのお金を支払えばオーナーが車で連れて行ってくれるでしょう。
ヒッチハイクはしない
知らない人の親切を受けることが旅の醍醐味だと思っている人がいますが、それはただの危険行為です。トリニダード・トバゴでは、誘拐・行方不明などの痛ましい事件が起こっています。基本的には、 車での移動はタクシー会社に車の手配をお願いするのが一番です。都市間の移動には公共バスも便利です。明るいうちであれば、決められたルートを走る乗り合いバン、乗り合いタクシーも利用できますが、観光で来られる方々にはオススメしません。ルートを分かっていないとどこで降りられるか分からない上、違うルートを走ることもあり目的地で降車できないこともあります。車内での物取りなどは日常的に起こっているため、スマホなどの高価なものはバッグから取り出さないように気をつけて。
大通りから近い宿泊先を選ぶ
滞在中にできるだけ小道を歩かなくてもいいよう、大通りから離れていないホテルやゲストハウスを予約するといいでしょう。地図だけみて大通りからの距離がいまいち分からなくて不安な方は、ハイアット、ヒルトン、マリオット、クラウンプラザなどのアメリカ系ホテルをご利用ください。ゲストハウス選びには、ゲー ト、玄関、部屋がロックでき、窓や玄関には鉄格子があるか、予約の際に確認をしましょう。チェックイン後、もし現地の人の出入りの激しいようであれば、宿泊先の変更を検討するのもひとつです。滞在中も、窓から近いところに財布を置いたり、カメラやパソコンなど高価なものを見えるところに置きっぱなしにしないように注意してください。
見る目があると過信しない
トリニダード・トバゴの人は人懐っこく親切です。雨が降っていれば乗せていってあげよう、遠く日本から来ていると知ると遊びに連れて行ってあげようと、純粋な親切心で言っている人も確かに多いのですが、誰が悪人なのかわかりません。フレンドリーに声をかけられたら、その場で会話だけ楽しむくらいでありがたく気持ちだけ頂きましょう。出会ってすぐに宿泊先まで送ってもらうのはNGです。人間不信になったようで悲しいですが、被害に遭ってから人を疑うことの方がよっぽど悲しい気持ちになります。
スマートフォンを道端で触らない
日本ではどこにいても携帯やスマートフォンを片手に、写真を撮ったりメールをするのは日常的ですが、トリニダード・トバゴでは地元の人でもエリアによって気をつけています。。実際に日本人の方で盗られた、または盗られそうになった方が何人もいます。通常はバッグの中にしまい、利用する際は周りに注意を払ってからにしましょう。
外出するの際は荷物は少なく
大きなバッグは中にたくさん荷物が入っていると思われ、盗るのも簡単です。女性ならわきに抱えられるような小さなバッグ、男性ならななめがけした小さなバッグを。とにかく目立たないことと盗られにくい形のものがベストです。ウエストポーチなども後ろから引っ張れば簡単に盗られてしまいますので、避けた方がいいでしょう。地元の人は、歩く際にはできるだけものを持ち歩かないようにしています。